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ResEdit の秘密

 ResEdit。Mac を少し使い込んだ人なら誰でも知っている、そんなソフト。いろいろなファイルのリソースフォークを表示、さらに編集までできると言う、またとない大変面白いソフトです。

 そんな ResEdit ですが、'snd ' リソースを開こうとすると、16進エディタが起動してわけの分からないデータが表示されるばかり。「サウンドなんだから音くらいならせろよ!」と、常日頃ひとりで文句を言っておりました。

 そうして私はとうとう一念発起し、「かくなる上は自分で snd ピッカーを作ってしまおう、それしかない」と思い立ち、ResEdit Reference をみながらサンプルコードをデスクトップにコピーし、MPW を起動したのでした。

 「さて、どんな感じにしようか」私はとりあえずどういう形のピッカーを作ろうか考えるため、おもむろにそのへんの HyperCard スタックをとってきて ResEdit で開き、'snd ' 一覧を表示させたのでした。

 その時でした。私はハードディスクがかりかりと鳴った少し後で、メニューバーの中身が微かに動くのを見た気がしました。しかし、はじめは気にもとめませんでした。むしろ今まで一度も気付いたことはありません。ところが、何度か 'snd ' 一覧を閉じたり開いたりしていると、確かにメニューが増減しているのです。改めて注意して見ると見まごうべくもありません。増えたメニューの名前はこうでした。

snd

 「!?」私は急いでそのメニューの中身を見てみました。

 「こ、これはぁッ」そう、実は ResEdit はサウンドの再生ができたのです。再生どころか、録音までしてくれるというのです。その瞬間、私は一番上から順番にメニューを実行していました。

「カチッ」
「カチッ」
「カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ〜♪」

 「Try Scale With Sound」にいたっては、HyperCard の play コマンドよろしく低いドから高いドまで演奏までしてくれました。

 いやはや参りました。しかし、今の今まで知らなかったなんて……。

 その後、MPW を閉じ、サンプルコード達をゴミ箱に放り込んだのは言うまでもありません。

07.08.14

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